お墓を作るのはむずかしい?
皆さんはお墓を作るということにどのようなイメージをお持ちでしょうか?また、お墓参りには年に何回いらっしゃいますか?
お墓は普段の生活ではじっくり見る事も少ないですし、購入する機会がほとんどない特別なお買い物です。それゆえにどういったお墓が良いお墓なのかといったイメージを思い浮かべるのは非常に難しいのではないでしょうか。
現代のお墓は、非常に豊かな表現力をもっています。このサイトをご覧になる皆様方におかれましては、是非明るく前向きなお気持ちでお墓作りに臨んで頂ければと願っております。 この項では、検討段階の手引き、工事の内容、墓地の種類について解説いたします。
1.はじめの一歩 情報収集
求めたいお墓のイメージを得るには、何はともあれ情報収集です。本などを購入するのも良いのですが、まずは墓石店などが、無料で用意している資料などをお取り寄せになれば、お得にかつ具体的な知識を得られると思います。
2.現地視察
次は近くの墓所に出かけてみましょう。歴史のある古いお墓から、現代的な新しいお墓までいろいろ見比べることが出来ますし、御自身ならこうしたいというイメージが次第に湧いてきます。
3.展示品を見比べる
そして、いよいよ具体的にお考えになる段階に来ましたら墓石店の展示品を見に行ってみます。展示品を見ながらそのお店のポリシーと具体的な施工方法、また保証内容なども一緒にチェックしましょう。
屋外の展示も多数ございます。
4.担当と一緒に練り上げる
武田石材店ではお客様のご要望をじっくりお伺いし、その都度図面を作成いたします。展示品にない形のものでも一からオーダメイドで作り上げてまいります。納得のいくお墓づくりをしていただくため、精一杯お手伝いさせて頂きますので、どんな些細なこともお気兼ねなく何なりとお申し付けください。
墓石の据付け工事
基礎工事
地質に合わせてしっかりと鉄筋を組んだ基礎工事を行います。
外柵据付け
外柵の合端部分を石材専用の金具により補強します。 ※万が一侵入した水の凍結などにより、内側から外柵が押されて開くのを防止します。
石塔据付け
免震対策接着剤ブチルゴムの使用で、地震対策を強化します。 ※一般的に多く使われている墓石用の耐震ボンドに比べて、経年変化が少なく長期間粘着性を持続する素材の為、免震効果に優れています。
シーリング仕上げ
石材専用コ―キング剤を使用し、目地からの侵入を完全にシャットアウトします。
墓地を探す
墓地は大きく公営霊園・寺院墓地・民間墓地 の3 タイプに分けられます。
公営霊園
公営霊園は各都道府県、各市町村などの地方自治体が管理・運営している墓地です。申し込みや問い合わせは、各都道府県か市町村役場になります。
公営霊園の長所は、墓地にとって、もっとも重要な永続性が保証されている点です。自治体が管理していますから、宗旨・宗派による申し込みの制限など宗教的な制約は一切ありません。場所によっては使用許可後 3 年以内に外柵等を設置しなければならないなどの、条件はありますので、確認が必要です。
寺院墓地
お寺の境内にある墓地、もしくはその寺院が管理している墓地のことを言います。その寺の檀家になることが前提となっている場合がほとんどです。必ずその寺院の住職にお寺の行事やお付き合いの仕方、檀家になるための費用、永代使用料、管理費について確認しておいたほうがよいでしょう。同時に御住職の人柄についても、長く信頼してお付き合いできるかどうか考慮しましょう。
メリットは手厚い先祖供養がうけられることです。お寺の境内は神聖な雰囲気があり安心感が得られます。法要を本堂で営めますし、お願いすればいつでも僧侶が読経して供養してくれます。
民間墓地
各村単位の墓地です。地域の代表者が管理しています。永代使用料や管理料が割安な場合が多いですが、基本的にはその地域の方のための墓地になります。地域の方により共同で維持されますので、定期的にお掃除や草刈りなど協力して行う事が大切です。